【イベント】「平成23年度 ぎふの地産地消フォーラム」その1:特別講演  (大垣市)

平成24年2月10日(金) 13時  天気 曇り

 「平成23年度 ぎふの地産地消フォーラム」が開催されました。

先日、当県民会議と岐阜県が主催の「平成23年度 ぎふの地産地消フォーラム」が、ソフトピアジャパン(大垣市)で開催されました。

 当日は、160名もの皆さんにご参加いただきました。

参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

 

フォーラムは“特別講演”と“テーマ別検討会”の二部構成。

“特別講演”では、EPIC LLC./AtelierKIYO 代表でフードプロデューサーの 南清貴先生 と、ぎふ農業協同組合営農部産直事業課の 内藤邦雄様 のお二方に講演いただきました。

  南清貴先生について知りたい方はこちら

  ぎふ農業協同組合が直営する直売所「おんさい広場」について知りたい方はこちら

「小規模ネットワークで実現する地産地消」 南 清貴 氏 

 南清貴先生は、『小規模ネットワークで実現する地産地消』という演題で、「社会が、心のゆとり、自然、地域文化交流などに価値を見出しつつある。今後は消費者と生産者が互いの信頼関係の下で小さなネットワークの中で流通を行う時代になるだろう。岐阜県には在来種・伝統野菜などユニークな食材があり、生産者が直接出荷する直売所が多い。ブランド作りのための下地、そして小さな流通の下地はある。皆さんの独自性のある企画とその推進を期待します。」と、各地の事例などを交えてお話されました。

先生の講演で、岐阜の持つ大きな資源に気づかされた方もたくさんいらっしゃったと思います。

 

「直売所を核とした地産地消の取組」 内藤 邦雄 氏 

 内藤様には『直売所を核とした地産地消の取組』という演題で、ぎふ農業協同組合が直営する都市近郊大型農産物直売所「おんさい広場」の取組みと課題をご紹介いただきました。JA直営ということもあり、地域の農産物生産活動の発展を第一に、栽培農家育成、販路開拓に取り組んでおられるそうです。

「直売所は消費者と生産者とをつなぐ窓口」という考えで、消費者へ直売所出荷物(生産農家)の紹介を行うとともに、生産農家に売上詳細や勉強会を通じて消費者動向・ニーズを伝える直売所運営は、都市近郊型ならではの発展型直売方法だと感心しました。

 

お二方のご講演を拝聴し、中山間地でも中山間地ならではの発展型直売所が次々現れれば、岐阜県はおいしい野菜が好きな人たちで大いに活気付くのではと思いました。

 

南先生ではないですが、岐阜県にはすでに豊かな下地があります。

栽培作物や圃場周辺の季節・景観などの情報発信のための広報誌発行、電話やFAXによる受注発送、交流イベントの開催など直売所のファンを作る活動を開始されるときはぜひ、「食と農を考える県民会議」をご活用ください。登録会員の皆様へメールマガジンなどで紹介させていただきます。

  詳しくは こちら

 

 会場の外では

会場の外には、講演いただいたお二方、そしてテーマ別検討会の発表者にまつわる展示を行いました。

 

南先生は現在販売中の書籍、そして伝統的な製法で作られた油や調味料、こだわりの有機肥料を使って育てた「安全で栄養価が高く、おいしい」野菜などを展示されていました。

南先生は「家族に、友人に食べさせたい」というコンセプトで、こだわりの有機肥料を使って育てた岐阜県産野菜の宅配も行っておられます。

  岐阜県野菜の宅配について、詳しくはこちら のページの右上バナーを確認ください。

 

 また、毎月最終日曜日の12時から、大垣市の寶光寺(ほうこうじ)境内にて「楽市楽座~ビオシップマルシェ~」という市が開かれています。そちらでも伝統的な製法で作られた油や調味料、こだわりの有機肥料を使って育てた「安全で栄養価が高く、おいしい」野菜を購入することができます。

  楽市楽座~ビオシップマルシェ~については こちら

 

 

 

投稿日時 2012年2月24日 金曜日 3:03 PM

カテゴリ: イベント

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